こんにちは。
どのインジケーターを使えばいいかわからない
初心者でもつかえるインジケーターはどれ??
そんな悩みをお持ちの方に対して、おすすめのインジケーターをご紹介していきます。
初心者でも使えるような有名なインジケーターを用意したので、ぜひ使って見て下さいね。
「そもそもインジケーターの事をよく知らない」「トレンド系オシレーター系ボリューム系の違いがよくわからない」方は、先に下記記事を読む事をおすすめいたします。
MT4はスマホでもインジケーターは使えるの?追加から削除まで
それでは、おすすめインジケーターを見ていきましょう。
トレンド系おすすめインジケーター
トレンド系とはその名前の通りFXのトレンドを読み取る事ができます。
FXを始めた人がまず出会うであろうインジケーターが、このトレンド系と呼ばれるものです。
ボリンジャーバンド、エンベロープ、一目均衡表、移動平均線、ADX、パラボリック、標準偏差の7種類が搭載されています。
その中でも、初心者の方が使いやすいインジケーターは移動平均線とボリンジャーバンドの2つでしょう。
各インジケーターには、解説専用ページがありますので気になるものはどんどんチェックしてくださいね。
それでは、それぞれについて説明していきます。
移動平均線
赤い線が移動平均線ですね。
移動平均線とは、その名前の通り「相場の移動の平均を線でつないだもの」です。
相場の動きにそって移動している事がわかりますね。
移動平均線の特徴は、トレンド相場かどうかがわかることです。
レンジ相場(価格が上がったり下がったりする相場)を抜けてトレンド相場になるタイミングを知る事ができます。
詳しい事は、記事「MT4で移動平均線を表示させる方法と簡単な手法紹介!」を参考にすると良いでしょう。
続いて、同じトレンド系インジケーターとして人気なボリンジャーバンドについて見ていきます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、ボリンジャーさんが考えたインジケーターです。
移動平均線を元に作られたのですが、、、コチラは図を見た方が早いですね。
真ん中の移動平均線に対して、外側にσ1、σ2、σ3と書かれていますね。(ちなみにσはシグマと読みます。)
それぞれの線は、下の条件のもとにひかれています。
一番近い上下線・・・シグマ1(σ1)。この間で価格が動く確率=約68.3%
二番目の上下線・・・シグマ2(σ2)。この間で価格が動く確率=約95.5%
三番目の上下線・・・シグマ3(σ3)。この間で価格が動く確率=約99.7%
つまりボリンジャーバンドでは、相場の勢いや反転する可能性がわかるんです。
例えば99.7%が入るσ3の範囲の上限いっぱいだった時は、そのまま上に突き抜ける確率よりも下に戻っていく確率のほうがずっと高いですよね。
相場の全体像を掴むのに適したインジケーターだと言えます。
ボリンジャーバンドについて詳しく知りたい方は、記事「MT4でボリンジャーバンドを表示させる方法と簡単な使い方紹介!」を参考にしてくださいね。
続いて、オシレーター系おすすめインジケーターを見ていきましょう。
オシレーター系おすすめインジケーター
オシレーター系インジケーターは、相場の買われ過ぎ売られすぎがわかるインジケータ―です。
レンジ相場やトレンド転換がわかる事が特徴ですね。
先ほどのトレンド系インジケーターがトレンド相場で威力を発揮するのに対して、コチラのオシレーター系はレンジ相場で威力を発揮します。
インジケータ―に完璧なものはありませんから、相場別に使い分ける事が大切です。(完璧なインジケーターが出来たらみんなそれしか使いまんせんものね)
MT4には、アベレージ・トゥルー・レンジ、ベアーズ・パワー、ブルズ・パワー、商品チャネル指数、デマーカー、勢力指数、MACD、MACD・マックディー、モメンタム、移動平均オシレーター、RSI・相対力指数、RVI・相対活力指数、ストキャスティクス、ウィリアムズパーセントレンジの13つのインジケーターが用意されています。
その中で、初心者で使えるものと言えばRSIでしょう。
まずはRSIから説明していきます。
RSI
RSIとは、一定の期間において上昇変動と下落変動のどちらが強いのかがわかる指標です。
つまり、相場の買いすぎ・売りすぎがわかるというわけ。
MT4上で見るとこんな感じです。
赤い枠内に入ると買われすぎが分かるので、その後に下落する可能性が高くなります。
反対に青い枠内に入ると売られすぎだと分かるので、その後上昇する可能性が高くなります。
詳しく知りたい方は、記事「RSIの使い方と取引ポイントを解説!!」を参考にするとよいでしょう。
ではつづいて3つ目、ボリューム系のインジケーターをご紹介します。
ボリューム系おすすめインジケーター
ボリューム系のインジケーターは、FX取引での取引量・出来高を表す事ができます。
そもそも相場とは、買いたい人と売りたい人のバランスで成り立っているので、ボリュームを知る事はとても大切ですね。
MT4では、蓄積/配信、マネー・フロー・インデックス、オン・バランス・ボリューム、ボリュームの4つを使う事ができます。
その中でもおすすめは、王道の「ボリューム」でしょう。
Volume指数
ボリュームは、その名前の通り、ボリュームが一目でわかるようになっています。
画像で見ると、一目瞭然でしょう。
ボリュームが上がっている所は緑色で、ボリュームが下がっている所は赤色で表されています。
ボリュームがあがっているとそれだけ売買する人がおおいのですから、価格の変化も激しくなりますね。
ただ、一見有能そうなボリューム系インジケーターですが、当サイトでは推奨しておりません。
なぜなら、FXでは正確な取引高をはかることが出来ないから。
正確な取引高を図る事ができないので、ボリューム系のインジケーターはチャートの上下をもとに作成しています。
ようは、「本来の取引高とは異なるので、あてにしすぎない方がいいよ」というわけ。
移動平均線やボリンジャーバンドなどのトレンド系で、トレンド相場を攻略する
RSIを使って、レンジ相場を攻略する
この2通りで十分利益を出す事は可能です。
インジケーターについて散々みてきましたが、インジケーター以外にも、目を向けて頂きたいです。
ここまで説明しておいてあれですが、FXはインジケーターよりも大切な2つのツールがあります。
その2つについて説明して、終わりましょう。
インジケーター以外のおすすめツール
インジケーターよりも大切なツールとは・・・トレンドラインと水平線のことです。
「なんだよ!それくらい知っているよ!!」そんな声が聞こえてきました(笑)
誰もが知っているけれど、本当に使いこなしている人は少ないのがトレンドラインと水平線です。
それぞれ、「何がそんなに重要なのか?」を軽く説明しておきましょう。
トレンドライン
トレンドラインは、誰しも聞いたことのあるツールですね。
このトレンドラインは、FX相場において一番機能していると言っても過言ではありません。
このような上昇相場に対して、以下のように引きます。
これだけで、相場の流れがだいぶ見えてくるようになりますよね。
トレンドラインは、特にトレンド相場で抜群の威力を発揮します。
まだ記事を読んでない方は、記事「MT4でトレンドラインを引く方法と、初心者でも引けるコツとは」を参考にしてくださいね。
水平線
水平線も、トレンドラインと同じくらいに大切なツールです。
水平線は過去に投資家が意識したであろうラインに引くことで、FX取引に役立ちます。
上昇する流れを食い止める上値抵抗と、下降する流れを食い止める下値抵抗がありそれぞれ相場の流れを妨げる障害物のようなものだと捉えてください。
水平線をひくことで、相場での投資家心理を読み説く事ができるようになります。
ぜひ勉強してみてくださいね。
ここまでインジケーターのおすすめについて見てきました。
インジケーターを一通りみてきたけれど、どれを使えばいいかわからない!!という方はローソク足から学んでみましょう。
ローソク足は相場のトレンド傾向がわかるだけではなく、実際の売買のシグナルにもなり得る重要さをもちます。
まずは、ローソク足から学んでみてはいかがですか?