こんにちは、メタ男です。
「インジケーターってどうやって使うの?」
「どれがなんだかわからない・・・」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
MT4は人気のインジケーター30種類を取りそろえています。種類が多いゆえにどれを使えばわかりませんよね・・・
そんな方のために、スマホインジケータ―の基本と使い方についてご紹介していきます。
とりあえずおすすめインジケーターを知りたい!という方は、記事「おすすめインジケーター6選」を参照してくださいね。
ぜひ、インジケーターを使いこなせるようになりましょう!
まずは基礎から見ていきます。
MT4のスマホインジケータ―は全部で30種類
先ほどものべましたが、MT4のインジケーターは全部で30種類あります。
かなり多いですね・・・
ですが、一つづつ抑えていけば難しくはありません!!
まずインジケーターを使う上で押さえて頂きたいのはインジケーターには4種類あるという事。
それぞれの特徴と共に、MT4で使えるインジケーターを紹介していきます。
個々のインジケーターは覚える必要などないので、ざっくりとどのような種類に分かれるのかを抑えていただければいいかと思います。
それではいきましょう。一つ目はトレンド系インジケーター。
トレンド系インジケーター
表記名 | 日本語読み |
---|---|
Average Directional Movemenct Index | ADX |
Bollinger Bands | ボリンジャーバンド |
Envelopes | エンベロープ |
Ichimoku Kinko Hyo | 一目均衡表 |
Moving Average | 移動平均線 |
Parabolic SAR | パラボリック |
Standard Deviation | 標準偏差 |
一つ目のインジケーターはトレンド系のインジケーターです。
トレンド系というのは、相場全体のトレンドや大きな波をとらえる事ができるインジケーターの事。
移動平均線やボリンジャーバンドなどは初心者でも聞いた事はあるのではないでしょうか?
つまりそれだけ分かりやすく、多くの人が使用しているインジケーターなんです。
ただ、このインジケーターにも弱点はあります。
相場の動きが激しい時
相場の動きが小さい時(レンジ相場)
上記の2つのケースでは、トレンド系のインジケータ―はうまく作動しません。
トレンド系のインジケーターは、とにかくおおきな波をとらえる事が得意です。スイングトレーダーやデイトレーダーにはうってつけのインジケーターですね。
では、相場の激しい時や相場の動きが小さい時はどうすれはいいのでしょう、、、そんな時に役に立つのがオシレーター系インジケーターです。
オシレーター系インジケーター
表記名 | 日本語読み |
---|---|
Average True Range | アベレージ・トゥルー・レンジ |
Bears Power | ベアーズ・パワー |
Bulls Power | ブルズ・パワー |
Commodity Channel Index | 商品チャネル指数 |
DeMarker | デマーカー |
Force Index | 勢力指数 |
MACD | MACD・マックディー |
Momentum | モメンタム |
Moving Average of Oscillator | 移動平均オシレーター |
Relative Strength Index | RSI・相対力指数 |
Relative Vigor Index | RVI・相対活力指数 |
Stocastic Oscillator | ストキャスティクス |
Williams’Percent Range | ウィリアムズパーセントレンジ |
これらのインジケーターは、あまり耳なじみがないですよね。マイナーなインジケーターではあるのですが、使っている人もいます。
オシレーター系インジケーターの特徴は、レンジ相場などで価格が行ったり来たりしている場合に予想しやすい事です。
そもそもオシレーターとは振り子という意味。
相場が一定の範囲を振り子のように動く事を前提に、相場を予想するのです。
そのためトレンド系が得意としていた大きなトレンドの予想は難しく、苦手としています。
オシレーター系はレンジ相場での逆張り(相場の方向と逆に張る事)
トレンド系はトレンド相場での順張り(相場の方向と同じ方向に張る事)
というように使い分けると、相場予想がしやすくなりますよ。
オシレーター系ではレンジ相場、トレンド系ではトレンド相場を予想すればいい事はわかりましたね。
では、各相場がどのくらいの勢いで動いて、今後継続していく可能性はどのくらいあるのでしょう、、、??
それを予想してくれるのが、次に紹介するボリューム系インジケーターです。
ボリューム系インジケーター
表記名 | 日本語読み |
---|---|
Accumulation/Distribution | 蓄積/配信 |
Money Flow Index | マネー・フロー・インデックス |
On Balance Volume | オン・バランス・ボリューム |
Volumes | ボリューム |
トレンド系とオシレーター系のインジケーターが相場の流れを予想するのに対して、ボリューム系は相場の勢いを予想します。
ボリューム系インジケーターは、取引高をもとに作成されています。
つまりどのくらい相場で取引されているのかを、可視化する事ができるんです。すごくないですか?(笑)
トレンド系で、トレンド相場の流れを把握する
オシレーター系で、レンジ相場の流れを把握する
ボリューム系で、各相場の勢いと方向転換を予想する
それぞれに得意な相場がありますし、3つを使いこなす事がFXで安定して勝つための近道です。
そして、もう一つMT4にはジャンルがあります。その名も「ビル・ウィリアムズ・インジケータ―」・・・
ビル・ウィリアムズ・インジケーター
表記名 | 日本語読み |
---|---|
Accelerator Oscillator | アクセレレーター・オシレーター |
Alligator | アリゲーター |
Awesome Oscillator | オーサム・オシレーター |
Fractals | フラクタル |
Gator Oscillator | ゲーター・オシレーター |
Market Facilitation Index | マーケットファシリテーションインデックス |
これらのインジケーターはビル・ウィリアムズさんが作ったインジケーターです。すべてビル一人でつくりました。
ビル・ウィリアムズは現在87歳の投資家です。彼が作ったインジケーターは多くの投資家に重宝されていたので、ビルウィリアムズというジャンルまで出来てしまったのでしょう。
トレンド・オシレーター・ボリューム系が混在しており、初心者が使うと混乱のもとになります。なれるまでは先ほどの3種類だけで十分でしょう。
では、これらのインジケーターを実際に表示させていきましょう。
追加方法と削除方法
この章では、インジケータ―の追加方法と削除方法についてみていきましょう。
チャート画面のfの文字を推すと、インジケーター画面を開く事ができます。
おそらく初めは、メインウィンドウのみだと思います。インジケーターを足していくと下のように「インディケーターウィンドウ」というのが足される事があります。
この2つの違いだけ抑えておきましょう。
メインウィンドウとインディケータウィンドウ
メインウィンドウ・・・チャート上に重ねて表示されるもの
インディケーターウィンドウ・・・チャート外に表示されるもの
たとえば、トレンド系の「移動平均線」とボリューム系の「ボリューム」を同時に表示させると以下のようになります。
MT4でインジケーターの管理をしやすくしただけのものなので、そこまで気にする必要はありませんが一応抑えておきましょう。
それでは、早速MT4にインジケータ―を追加していきましょう。
追加方法
まず、チャート画面を開き、fの文字をタップします。
使用しているインディケーター一覧がでてくるので、「メインウィンドウ」をタップ。
メインウィンドウをタップしたら、好きなインジケーターを選択。
インジケータ―のカスタマイズをしたら、右上の完了ボタンをおして終了です。
変更方法
先ほどのインジケーター一覧画面で、編集したいインジケーターをタップ。
インジケータ―のカスタマイズができるので完了したら、右上の完了ボタンをおして終了です。
削除方法
先ほどのインジケーター一覧画面で、削除したいインジケーターを右から左にスワイプ。
すると削除という文字がでてくるのでタップすれば完了です。
保存はできる?
インジケーターの保存、設定に関しては、PC版のみの提供です。
他にも、自作のインジケーターを追加したり多作のインジケーターを追加したり、自動売買などもスマホではできません。
あくまで30種類のインジケーターを使う事ができるだけです。
自分にあったインジケーターを探そう
インジケータ―について見てきました。
しつこいようですが、インジケーターについてもう一度おさらいしておきましょう。
オシレーター系で、レンジ相場の流れを把握する
ボリューム系で、各相場の勢いと方向転換を予想する
ビル・ウィリアムズは混乱するので慣れてきたら使う
なんとなくインジケーターについてはわかりましたか?
理解できた方は、次の「おすすめインジケーター」の記事を読んでください。
初心者はどのインジケーターを使えばいいかを簡単にまとめていますので、参考になるかとおもいます。